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透明感が幻想的!話題のUVレジンで簡単アクセサリーの作り方

ハンドメイドアクセサリーで人気のレジン。お店で売ってるみたいなキラキラ綺麗なレジンアクセサリーの作り方が知りたい!という方に、基本の材料や作り方をまとめてみました。世界に一つだけのオリジナルアクセサリーを作ってみませんか?

透明感が幻想的!UVレジンってどんなもの?

今やハンドメイドアクセサリーとして定着しているUVレジン、材料の手軽さや作り方も簡単なことからレジンで作るアクセサリーの講座や教室なども多く、主婦の方や休日を利用したOLさん、10代20代の女子など幅広い層で人気のカテゴリーになっています。

UVは紫外線、レジンは樹脂、紫外線を当てることで硬化する樹脂液をUVレジンと言います。硬化剤などを混ぜ合わせる手間もなく、扱いやすいことで手軽にアクセサリーが作れるハンドメイド素材です。

意外と簡単!レジンアクセサリーの基本の材料は?

基本の材料はこちら

■UVレジン液
■UVライト(無い場合は太陽光でもOK ※ただし硬化に時間がかかります。)
■爪楊枝
■ピンセット

まずはUVレジン液の用意から!

レジン液は値段も様々、手芸メーカーのものはわりと高価ですが、100円ショップで販売されているものもあります。硬化時間や透明感、気泡の具合などメーカーによっても性質が変わりますが、まずは気軽にお試しできる100円ショップのものが初めての方にはおすすめです。

徐々にいろいろなメーカーを試してみてお好みのものを見つけてみるのもいいと思います。

ハードとソフトの違いは?

レジン液にはハードとソフトがあります。ソフトは触るとくにゃっとする柔らかい素材です。作るものによって選びますが、アクセサリーにはハードタイプが向いています。

レジンを硬化させるには?

紫外線で硬化するUVレジン。太陽がよく当たる場所に置いておけば硬化できます。でも夜間の作業や紫外線の弱い冬場などは時間がかかってしまいますよね。

UVライトとは?

紫外線のUV-A派を利用したライトで、UVレジンだけでなくジェルネイルなどの硬化にも使われています。レジンで使う場合も硬化が速く、いろいろなアレンジや作り方に対応できて便利なんです。

おすすめのUVライトはこちら↓

UVライト 36W ハイパワー タイマー付き

¥1,780(税込)

ジェルネイルとUVレジンの両方に使用可能なUVライト。36 ワットのハイパワーで硬化も速く、タイマー付きなので使い勝手もいいですね。トレイを外せるので高さのあるものを作るときにも便利です。

トレイを外すとこんな感じ。
雑誌などで土台の高さを調節すればいろいろな大きさのものに対応できますね。

お好みのアレンジ用材料を集めましょう

■台座や型
■下地塗料、絵具、コーティング剤など
■レジン色付け用顔料
■お好みのパーツ(パール、ビーズ、貝殻、チャームなど)
■アクセサリー金具
■工具(ペンチやピンバイスなど)

始めは台座やモールド(シリコン型)などを使うととっても簡単です。

おすすめはミール皿

型によって作り方も変わりますが、まずは簡単にレジンアクセサリーが作れるパーツ、「ミール皿」などを用意します。手芸屋さんや通販、100円ショップなどでも購入できます。

ミール皿はレジンアクセサリー専用で売られている物でなくても大丈夫、生活の中にある様々なものが活用できます。例えば瓶の王冠もミール皿として使うことができますよ。裏側にマグネットなどをつければとってもおしゃれでポップなアイテムに仕上がりますね!

まずはこのミール皿を使ったレジンアクセサリーの作り方を見ていきます。

意外と簡単!レジンアクセサリーの作り方 【ミール皿編】

作り方①下地を作ります

ミール皿はお皿の中に小さな絵画を描くようにデザインしていきます。背景となる部分にはまず下地塗料などで画用紙と同じようにホワイトにした上に、お好みの色を付けます。

下地処理をする事によって上に塗る絵の具の発色がよくなります。

下地は絵具だけでなく、マニキュアも使えるそうですよ!絵を描くようにいろんな色を使ってもキレイですし、ラメ入りのものも素敵だと思います。手持ちのものがあれば一度試してみてくださいね。

絵具を使わない簡単な作り方もあります。
背景に好きな色や模様の入ったマスキングテープなどを張り付けることで、表情の豊かな下地が出来上がります。他に布や切手、写真などを使っても素敵ですね。

紙や布を使う場合はレジン液が染みて透けてしまったり、シミのようになってしまったりすることがあるのでコーティング処理をしてからレジンを使います。

おすすめのコーティング剤はこちら↓

ジュエリーシーラント クリア(60ml)

¥648 (税込)

UVレジンが染み込みやすい紙などの表面をコーティングするコート剤です。使い方は筆で両面を薄く均一に塗って5分ほど待ち、完全に乾かすだけです。ちょっとした手間ですがとてもキレイな仕上がりになりますよ!

作り方②レジンを流し入れましょう

下地を作りしっかりと乾燥させたらレジン液を流し入れます。この後パーツを並べ、仕上げにもう一度塗ったりもできますので、量は少なめでも大丈夫です。

作り方③爪楊枝やピンセットでパーツを並べる

パーツを並べていきます。細かい物はピンセットや爪楊枝を使うと作業もスムーズですね。パーツが多く配置が難しい場合はレジンを入れる前に並べて固定して方法をおすすめします。

レジン液の中にある気泡も潰しておきましょう。気泡は作品によっては残したりわざと作ったりしますが、表面に浮き上がってしまうと固まったときにぽこっと穴が出来てしまうことも。基本は取り除いた方がキレイな仕上がりになります。

作り方④紫外線を当てて硬化させましょう

アクセサリーなど厚みがあまりない物であれば、UVライトに5分ほど当てるだけで硬化します。

ライトが無い場合は太陽光に当てて硬化させることもできますが、季節や気候によって時間にばらつきがあります。風の強い日などは飛ばされないように注意してくださいね。

作り方⑤素敵なレジンアクセサリーが完成、仕上げ

硬化後にもレジンを表面に塗り直したりできますので、表面にパーツが出てしまったとか、もっとぷっくりと仕上げたいなどの時にはレジン液をもう一度乗せて硬化してみてくださいね。

仕上げにアクセサリーの金具(チェーンやキーホルダー)などをつければ完成です。たくさん作っていろいろ試してみることでどんどん上達していきますよ!

意外と簡単!レジンアクセサリーの作り方 【空枠、シリコン、アレンジ材料】

空枠(からわく)とは?

空枠(からわく)とは両面に底が無い、フレームのみの型のことです。裏表どちらからでも見えるので、パーツの配置やデザインなど難易度が上がりますが、透明感と立体感のある素敵な作品に仕上がります。

空枠にもたくさんの種類があります。中にはチャックを模したユニークなものも!どんなデザインにするか考えるのも楽しくなりますね。

では作り方を見ていきましょう!

まずはレジンを流し込むために片面に簡易的な底を作ります。幅広のテープ(透明のものやマスキングテープでも可)などを貼ったり、クリアファイルなどを使う方もいますね。レジン液がはみ出ないようにしっかりと固定しましょう。これを底としてレジンを流していきます。

レジンが硬化したらテープをはがしましょう。テープをはがした面がザラザラしている場合は上からレジンを塗って修正できます。底となるレジンを硬化させたらパーツなどを並べてミール皿と同じように仕上げていきます。

空枠ならまるで水の中のような、キラキラしたアクセサリーも作れちゃいますよ。光が透けてとっても素敵ですね。

モールド(シリコン型)で宝石のような仕上がりに!

モールドを使えば宝石のようなレジンアクセサリーが簡単に作れます。作り方は、モールドにレジンを流し込むだけです。型が柔らかいので、硬化すれば簡単に剥がすことができます。

キラキラと本物の宝石のような仕上がり。レジン液の色を変えてグラデーションをつけてもいいですね。ネックレスやピアスにもおすすめです。

こんなに複雑な形のものでもモールドがあれば簡単に作れちゃいます。作る時のポイントは角や細い部分まで丁寧にレジン液をいれること。爪楊枝などを使うといいですね。そして気泡もしっかりとりましょう。

円柱型のモールドもありました。キーホルダーにしても素敵ですね。

モールドは立体感や厚みのあるものも多いので、硬化する時間は長めに設定しましょう。側面や裏面などひっくり返して何回かライトを当て直すといいですね。

レジンの色の作り方は?

レジン液にはもともとカラーが付いているものもありますが、透明なものに顔料を混ぜてカラーを作ることもできます。お好みの濃さに調節できるのが魅力です。

こちらはパウダー状になっている顔料(着色剤)です。作り方は簡単、レジン液にほんの少量とって混ぜこむだけです。

爪楊枝などで少しずつとって混ぜていきましょう。たくさん入れると透明感が無くなってしまうので調節しながら混ぜるといいですね。

液体の顔料もあります。一滴ずつ落ちるので微妙な色の濃度や、他の色と混ぜ合わせて、オリジナルの色やグラデーションも簡単にできますね。

液体の顔料ならこんなきれいなマーブル模様も。作り方は、楊枝などに着色液をつけて型に流したレジンに直接刺してぐるぐるとお好みの感じに回すだけだそうです。

こんなキラキラ材料も!

ラメパウダー

ネイルでもお馴染みのラメパウダー。レジン液に混ぜこんでキラキラ感を楽しみます。カラーも豊富なのでいろいろ使えそうですね。

ラメパウダーがあればこんな幻想的な宇宙も作れちゃいます。銀河の中のような雰囲気がとっても素敵ですよね!

蓄光パウダー

蓄光パウダーは明るい場所で光を吸収して暗闇で光を放つ特殊なパウダー。キーホルダーなどにも使われることがありますよね。

明るい時も透明感があってとても綺麗ですが、暗闇でも模様が浮き上がってとっても素敵。

他にも様々なアレンジ材料があります。自分なりの作り方や方法を探していろいろチェレンジしてみてくださいね!

レジンアクセサリーを作ろう【材料のおすすめ、お得なセットも!】

初めての方におすすめのセットを中心にご紹介します。バラで買うよりもお得なのでぜひチェックしてみてくださいね。

レジン手芸スタートキット 36W UVライトセット40点盛り「梅」

¥3,380(税込)

UVレジン液1本(ソフトかハードか選べます)、36W UVライト、ミール皿とチャーム11個、アクセサリー素材4種、ラメ12色セット、ウッドスティック5本、デコレーションシール6枚の全40点のスターターキット。

UVライトがセットに入っているので初めての方に損はないセットですね!

【限定販売】【UVレジン液】めちゃ☆お買い得 5本でいっぱいおまけ付!!

¥5,940(税込)

色つきレジン25gの5本セットですが、ミックスパール5ケース+8gのおまけ付きは嬉しいですね。カラーレジンの色もとてもキレイだと評判のセットです。

UVレジン 大容量55gボトル5本セット

清原
¥9,000(税込)

気泡も入りにくく、色もクリアでキレイと人気の清原のUVレジン、通常サイズ25gよりも倍以上入った大容量ボトルは、たっぷり使えて嬉しいサイズですね。

宝石の雫12色セット

PADICO
¥4,976(税込)

2016年に発売されたレジン着色剤。発売当初は品薄で入荷待ちということもあった人気商品です。色も濃くキレイな発色と、液体という使いやすさが魅力です。

アレンジと発想力で素敵なアクセサリーに 【作品集】

発想力豊かな皆さんの素敵なレジンアクセサリーを集めてみました。いろいろなアレンジやパーツを使った個性的な作品がたくさんあります。真似したくなる素敵なものや、思わずクスッと笑えるようなユニークなものもありますので是非ご覧ください。

台座に貝殻を使ったレジンアクセサリー。
パールや花などナチュラルな素材が素敵です。穴をあけてネックレスにしたり、キーホルダーやブローチにしても可愛いですね。

押し花を入れたレジンアクセサリー。
プレゼントでもらった花や桜や紅葉など季節の思い出の花などを入れたら一生の宝物になりますね。

ヘアゴムキットを使ったレジンアクセサリー。可愛いですね。キットが無い場合は手芸店や百円ショップなどにもあるクルミボタンのパーツなどを台座に使うこともできます。

折り鶴をレジンでコーティングしたピアスです。鶴の他にもいろいろなものを折り紙で作れるので面白いですね。和風な感じが外国の方のお土産にもぴったり。

お守り型のモールドで作った和柄のアクセサリー。綺麗ですね、家族やお友達へのプレゼントにも喜ばれると思います。受験生には必勝祈願の文字、恋愛成就には四葉のクローバーなどを入れてもいいですね。

ボタン型のモールドを使えばオリジナルのボタンも出来ちゃいます。洋服はもちろん、帽子やバッグなど小物のワンポイントに付けても可愛いですね!

カラフルなパーツが入ったブレスレット。クリップやボタン、メジャーなど、デスクの引き出しに転がっているような題材が面白いですね。

小さなポリ袋を型代わりに使えば、こんな素敵な作品も!作り方はチャック付きの小さなポリ袋にレジンを入れてゆるめに紐できゅっと結んだ状態で硬化させます。とてもユニークな発想ですね!

携帯ケースですがなんとなんと本物のお菓子などをレジンでコーティングしたものだそうです。色艶がよくなって、より美味しそうな仕上がりです。

ミニチュアフィギュアを使ったユニークな作品。それぞれに表情や情景が想像できて面白いですね。

レジンに使えるパーツって無限ですよね、どんなものでもアイデア次第で形になるので題材は尽きません。

世界に一つの宝物を作ってみませんか?

いかがでしたか?
レジンアクセサリーは材料も手軽に揃うので、誰でも簡単に始められるのが魅力。いろいろ想像を膨らませてアレンジを楽しんでみてくださいね!

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