OSB合板（OSBボード）とは？DIYでの使い方や特徴・魅力をまとめて

「OSB合板」のOSBとは「Oriented Strand Board」の略で、薄く削られた木片を平行に配向させて積層し、接着剤を使って高温圧縮した合板のことをいいます。OSBボードは、強度の低い木材を加工し建築用材として使用されています。余った木片などを材料として使用しているので、資源の有効活用も可能です。

それでは、OSBボードは、どのような特徴があるのでしょうか？こちらではOSB合板（OSBボード）の特徴を紹介していきます。

OSB合板（OSBボード）は、安い価格帯が特徴です。ホームセンターによっては、910×1820×9mmのOSB材は1000円（税）程度で購入可能です。

OSB合板（OSBボード）は、一見ベニアのような印象を受けるかもしれませんが、高い耐久性から様々なDIYや施工現場で使用されています。

木屑や木片を再利用しているので、地球環境にも配慮されているのも特徴です。

OSB合板（OSBボード）は、見た目のオシャレさから壁や棚のDIYなど幅広い用途で使用されています.

OSBボードには、両面サンダー掛けのタイプが存在します。OSBボードの表面をサンダーかけしてあるため、水性塗料の使用が可能。例えば、ステイン系の塗料を塗って、ボード独特の繊維の風合いを楽しめます。

幅広い用途で使用できるOSBボードですが、取り扱う際はどのような注意点が必要なのでしょうか？

OSB合板は、湿気が多い環境では木が腐ったり、劣化したりする可能生が高いです。そのため、お風呂場や雨が直接あたり野外の施工には適さない性質があります。OSB合板は、リビングや寝室などのDIYなどに使用するのをおすすめします。

冒頭でも説明しました通り、OSBボードは粗く削った木片を接着剤で固めた合板です。そのため、接着剤の劣化などにより木片が落ちてしまう場合が存在します。

それでは、実際にOSB合板（OSBボード）を加工する方法を紹介していきます。OSB合板の加工方法知ることで、DIYに活用することが可能です。

カット方法はいたって簡単です。自分でボードをカットする場合は、木工用のこぎりを使用することで簡単にカットできます。工具がない場合では、ホームセンターで好みのサイズにカットしてもらうことも可能です。

カットした部分は硬いため、ペーパーヤスリではなくハンドルのついたタイプのヤスリを使用するのがおすすめです。切断面には、ヤスリをかけます。角をしっかりとヤスリで加工することで、トゲが刺さるのを予防します。

ビスは使うボードの厚みによって異なります。例えば、9mmのOSBを使うときは「スリムビス」がおすすめ。また、フレキ付きビス（フレキス付きコンパネビス）、コンパネビス、パージビス（パーチクルボード用のビス）などもおすすめです。

塗装する際は、表面をヤスリで加工してから塗装すると塗料が付着しやすくなるのです。水性ステインと水性ウレタンニスで仕上げた流れがあります。

それでは、実際にOSB合板のDIYの活用術を紹介していきます！こちらで紹介するDIYを参考にOSB合板を使ったDIYアイテム作りに挑戦しましょう。

OSB合板を利用することで、自分好みの椅子を作ることが可能です。木の風合いを活かしたDIYが可能です。

こちらは、レコードボックスです。OSBボードを利用することで、オシャレなレコードボックスを作ることが可能です。

OSB合板を使用した靴入れです。DIYなら靴の高さも自分好みにカスタマイズできます！

OSB合板を利用したキッチンワゴンです。OSB合板を使用することで、キッチンサイズに最適な好みのワゴンを使うことが可能です。

いかがだったでしょうか？これまでOSB合板の特徴やDIYアイテムについて紹介してきました！

ゴールデンウィークの連休などを利用して、OSBボードのDIYに挑戦してみませんか？これからの本メディアでは、さまざまな生活のお役立ち情報を紹介しておきます。