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こまめに洗って大切に履こう!意外と知らないスニーカーの洗い方!

スニーカーは年間を通して楽に履くことのできる靴ですが、毎日洗濯をする洋服と違い、いまいち洗い方があやふやではありませんか?スニーカーの洗い方についてまとめてみました。素材によって頻度や方法が違いますが、洗い方の簡単なポイントだけでも押さえておきたいですね。

いつもキレイに履きたい!スニーカーの洗い方

スニーカーは季節を通して履くことのできる素敵な靴です。お気に入りのスニーカーでしたら尚更、こまめに洗って、大切に履きたいものですよね。 

スニーカーにもいろいろありますが、まずは一般的な布製の靴のスニーカーの洗い方をご紹介します。用意するものは、普通の汚れならおうちにあるもので十分でしょう。

スニーカーを洗うのに必要なもの

使い古しの歯ブラシ

もちろん新品の歯ブラシでもOKです。歯ブラシはスニーカーの洗い方を知る上で、最も重要な物と言っても過言ではありません。

洗面器・バケツ

大きめの容器であれば何でもいいです。スニーカーが1足すっぽりと入るぐらいの大きさが目安。洗面台に栓をして代用してもいいでしょう。

たわし

たわしは泥はねなどを落とす際に使うものです。歯ブラシよりも範囲が広く使え、スニーカーに付いた泥などを落とすのに最適です。

スポンジ

スポンジはたわしと同じ用途ですが、たわしよりも柔らかく、スニーカーを洗うのに傷をつけにくいのが特徴。より丁寧な洗い方をしたい方におすすめです。

スニーカーを洗うのに適した洗剤

まずはおうちにある洗剤で

様々な洗剤を使用してスニーカーを洗う方法がありますので、手荒れしないもの、泡立ちが良いものなど、ご自分に合ったものを見つけてみてください。

衣類用洗濯洗剤

液体の方が溶けやすいですが、粉末でも問題ありません。

洗濯用固形石鹸

スーパーやドラッグストアの洗濯洗剤売り場で、1個100円ほどで売っています。泡立ちが良く綺麗に洗えますが、泡立ちが良過ぎるため、何度も丁寧に水ですすがなければなりません。

食器用の中性洗剤

身近な食器用洗剤でも汚れがキレイに落ちます。

クレンザー

研磨剤が入っているクレンザーは綺麗に汚れが落ちますが、布製品を洗うときは多少キズが付いてしまいます。

酵素系漂白剤

漂白剤で洗うと靴がムレても臭いがしにくくなります。ただ、扱いに注意が必要です。そして、肌が敏感な人や、靴の変色リスクがある場合、素材が革などの靴はやめておきましょう。

その他の洗剤

ピカイチゴールドでスニーカーを洗う

ピカイチゴールドという洗剤でスニーカーを洗う動画です。左右のスニーカーで汚れの落ち具合が見てとれますね。基本的な洗い方は変わりませんが、洗剤を変えるだけでも汚れの落ち方は変わってきますので、色々な洗剤を試してみると良いですね。

スニーカーの洗い方の手順

①紐を外す

白い紐は汚れが目立つので漂白します。漂白剤を扱うと手荒れをするので、必ずゴム手袋のようなものをしてくださいね。

②中敷きをスニーカーから外す

外した中敷きの汚れがひどい場合は、洗剤を付けて歯ブラシで擦るか、洗濯機で洗うのが良いです。

③スニーカーの泥を落とす

スニーカーに付着している泥を落としましょう。ここで泥を落としておかないと次の段階で、洗剤で汚れを分解させることができません。

④ぬるま湯に洗剤を入れ、よく混ぜる

あまりに熱すぎると火傷をしたり、スニーカーが痛む原因になります。ぬるま湯に洗剤を入れたら、泡が立つぐらいよく混ぜます。

⑤スニーカーをぬるま湯に浸ける

靴紐と中敷きも一緒に入れておきます。浸ける時間は1時間。あまり長い時間浸けておくと、とスニーカーが色落ちしてしまうことに繋がります。

⑥スニーカーの表面を歯ブラシで擦る

はじめはあまりを力を入れず、軽く擦るように。それでも落ちない場合は、洗剤を歯ブラシに直接付けて、今度は力を入れて擦ってみてください。

はじめから強い力で擦ってしまうと、傷が付きかねません。布系はデリケートなので、優しい洗い方が要求されます。紐はこの時揉み洗いするといいでしょう。

⑦スニーカーの中を洗う

スニーカーの中を歯ブラシで擦りましょう。中敷きが入っているタイプでない場合は、力を入れて洗っても構いません。

前述で中敷きを取り出してぬるま湯に浸けていた場合、中敷きに歯ブラシをかけましょう。中敷きは汚れを取るというよりも、臭いなどを取るような洗い方を心掛けてください。中敷きの汚れが目立つ場合や、使い過ぎてボロボロになってしまった場合は、中敷きを買い替えましょう。

⑧水洗い&干す

この段階での洗い方は、丁寧に水洗いしてください。ここで、乱雑な洗い方をしてしまうと、洗剤が落ちずに雨の日にぬめついたりすることもあります。

何度も水を変えてスニーカーの洗剤を綺麗に落とすようにし、それが終わったら、水をできるだけ絞って、スニーカーの中に新聞紙を詰めて干すようにしてください。

⑨中敷きと靴紐も一緒に干す

干す時間は夏場や冬場によって変わってきます。時間が夜になってしまった場合は、仕舞って次の晴れた日にもう一度干して、完全に乾かしましょう。

日陰干しと日向干しはどう違う?

日陰で干すメリットは、靴の生地を傷ませないことです。デメリットは、乾くのが遅く、日光消毒が完全ではないことでしょうか。

対する日向干しですが、メリットはきちんと日光消毒されること、繊維をふっくらさせること、です。デメリットは紫外線などを浴び、カラーの靴だと色落ちする場合があるということでしょう。カラーのスニーカーなら、迷わず日陰干しをすることをお勧めいたします。

スニーカーの臭いが気になるときは?

重曹を使う

重曹を使った洗い方

最近、重曹を使った掃除の方法がテレビでよく流れていますが、重曹には消臭効果もあります。体臭、生ごみや排水溝の臭いにも有効です。

革・レザースニーカーの洗い方

レザースニーカーの場合は、革靴のお手入れとほぼ同じ方法で行います。砂やホコリを落としてから、気になる汚れにレザーローションを使っていきます。

ひどい汚れの場合は、ひもを外してぬるま湯にさっとつけ、皮用シャンプーをスニーカーに付けて布でこすります。ぬるま湯でキレイに洗い流したら、タオルでしっかり水気を拭き取り、風通しの良い場所で日陰干しです。乾いたら皮専用クリームを塗りましょう。

メッシュ素材のスニーカーの洗い方

まず重曹をお湯1リットルに対して大さじ3~4杯溶かして、その液でタオルを使ってよく拭き、水拭きします。

それから、洗面器等になるべく熱いお湯を1リットル入れ、粉末の酸素系漂白剤大匙2杯程入れてよく溶かし、その液で拭きます。 濡れたまま1~2時間放置してから、水拭きとから拭きを繰り返してください。これでメッシュ部分の黒ずみ箇所がキレイになります。

スエードスニーカーの洗い方

<三陽山長> スウェード靴の水洗い方法

ご紹介している動画はスニーカーではなく普通のスウェード靴ですが、洗い方は一緒です。使うのは「靴専用ブラシ」「洗顔用ブラシ」「スエード用シャンプー」。「洗顔用の泡立てネット」と「石鹸」でもいいですよ。とにかくこすらないこと、そして乾かすときはシューキーパーを入れましょう。

まとめ

スニーカーの洗い方のまとめはこれで終わりです。少しはお役に立てましたでしょうか?

スニーカーは、日頃お世話になっている物ですから、きちんとしたお手入れをして恩返しをしたいものです。お気に入りのスニーカーでしたら、尚更手を掛けて愛用したくなりますよね。この記事で少しでも、普段のスニーカー生活が楽しくなれたら幸いです。

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