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ガーデニングで美しい!そして防犯にもなる一石二鳥のバラのフェンス

ガーデニングで多く育てられているバラ。トリスに仕立てたり、アーチにとつるバラの人気は不動です。お庭と外のフェンスはどうされていますか?味気ないフェンスも、バラを這わせると注目の的になりますね。棘が防犯の役割もしてくれます。目隠しに常緑のバラもおすすめです。

日当たりのいいフェンスがあったら、バラを植えましょう!

お庭と外の境にあるフェンス、日当たりがいいならバラを育ててみませんか?地植えのバラは、元気に育って、りっぱなフェンスになってくれます。

北側でも日当たりが一定量あり、風通しが良ければ手間もそんなにかかりません。味気ない網のフェンスを素敵に変身させましょう。

なんでバラ?フェンスで防犯も

つるバラは棘がしっかりしています。かなり若木でも、這う特徴のあるバラは支えを必要としてしっかり巻きつく枝を、そして棘を持っているのです。

花の時期は、通りかかる人も癒してくれるバラのフェンス。品種によって四季咲きなら、年2回から3回は花が楽しめます。

フェンスに這わせると、アーチやトリスより上のほうの世話がありません。フェンスなら、目線の高さをカバーすれば役目は果たせますね。

いろいろできるバラのフェンス

だんだん大きくしていく楽しみもあります。そして、うっかりよじ登る不届き物も、撃退してくれる有り難いバラのフェンス。

いろいろなバラの品種を植えて、計画的に花の時期をずらすことで花を長く楽しめるようにするのも工夫次第です。

冬は落葉して目隠しにならない、という場合は落葉しないツル性の直物を一緒に植えるか、落葉しないバラの品種を植えてみましょう。

モッコウバラは落葉しません、棘はありませんが目隠し用のフェンスにはぴったりです。小さなお子さんがいる家でも安心ですね。

バラのフェンスの育て方

冬は、バラの大苗の植付けや、枝の誘引、剪定を始めるのに適した季節です。フェンスに誘引していきましょう。

バラのフェンス誘引の適期、12月下旬~1月中旬。

バラは寒さが厳しくなる前の方が、枝が曲げやすく、曲げた後の枝に日光がたっぷり当たって、花芽に養分が集まります。来年良い花が咲いてくれます。

バラの枝と枝が近過ぎると、若葉が伸びてきた時に葉が混み合ってしまいます。葉に日光が十分当たらないと、葉に病気や害虫が付きやすくなります。

良いバラの花を咲かせるためには、花芽&若葉に日光をたっぷり当てることが大事です。枝の誘引も間隔をあけましょう。

2月中旬を過ぎると、バラの枝から新芽が出てきます。フェンスへの誘引作業中に芽を傷つけたり、ポロっと取れてしまう心配があります。

バラの枝の誘引素材は、色々あります。

ソフトタイ:つるバラを傷めずに誘引できます。亜鉛メッキのワイヤーに弾力性のあるラバーコーティングを施しています。

ガーデンタイ:バラの成長に合わせて長さ、太さが調節できます。DIYでよく見る結束バンドに似ています。

バラの苗を買ってフェンスに枝を誘引できるのは?

バラの苗には、秋苗、大苗、裸苗、新苗、長尺苗があります。それぞれフェンスに枝を誘引できる時期をご案内しましょう。

秋苗、大苗、裸苗を買った場合は、約1年後です。新苗を買った場合は、約2年後、長尺苗を買った場合は、すでに枝が長いので、すぐ作業できます。

バラの新苗は売られている苗でも一番若いものです。フェンスに誘引できるようになるまで、二年ほどかかります。

バラ苗の長尺苗といわれるものは、苗のなかでも一番長い丈のサイズ。そのままフェンスに誘引することもできます。

フェンス以外の場所でも

フェンス以外のベランダやウッドデッキの手すりも利用できます。 庭がなかったり、フェンス構造ではないベランダの場合、プランターや鉢植えのバラにトレリスを用いましょう。

フェンス以外の場所でも、フェンス仕立てを楽しめます。工夫次第でアイテムを導入してアレンジすれば、いろいろな楽しみ方が可能です。

フェンスに向いているバラの品種

アンジェラ

小輪系のバラ :安曇野、アンジェラ、キューランブラー、ウェディングデイなどがフェンス仕立てに向いています。

アルベルティーン

中輪系のバラ:アメリカンピラー、アルベルティーン、ザ・ジェネラス・ガーデナー、サマースノーつるがフェンスに向いています。

ゼフィリーヌドルーアン

大輪系のバラ:クラウン・プリンセス・マルガリータ、コテージローズ 、ゼフィリーヌドルーアン、ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールなど

おわりに

フェンスにするバラはいかがでしたか。コンクリートブロックの塀は、防災上危険なことがわかり少なくなってきました。鉄製のフェンス、ぜひバラで飾ってください。

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